簡単FGノット

セリョージャ

2008年03月02日 00:05

今月号の「ソルトウォーター」にすごく簡単なFGノットの作り方が載ってました。

FGノットは結束強度は一番強いんですが、
ノットを組むのに、慣れないと時間がかかるのが難点でした。

指にメインラインを巻いて、テンション掛けながら編みこんで・・・・
とかなり工程がわずらわしくて挫折してた人も多いと思うんですが、

この方法だと、かなり簡単に作れるので、
これは是非「世の中に広めねば!」と思いましたので、
簡単に紹介したいと思います。
①リールからメインラインを出す。

元ガイドから折り返して
ラインの端を口にくわえ
軽くテンションをかける。



②リーダーを上から通し、
写真のように手前側に出す。


③リーダーを奥のほうへもって行き、
下から上へ通す。

リーダーの元のほうを引き、テンションをかける。

( ②、③の工程が1セットになります  )


④10~15セット繰り返す

最後は写真のように、
必ず手前側で終わるようにします。

以降は普通のFGノットと一緒の工程になります。
そして編みこんだ部分を唾等で湿らせてから、ゆっくり締めこんでいきます。


⑤メインライン支線で本線とリーダーを巻き込んでハーフヒッチを1回施し、
仮止めします。

そしてさらに締め込んでいきます。


私はリーダーの端を口にくわえ、メインラインの本線を片手、
リーダー本線とメインライン支線を残りの手に持ち締めこんでます。

手にグローブをつけるか、締め具を使うと、より強く締め込むことができます。
あまり締めすぎてもラインが切れるので注意して下さい。

ここまでやって、リーダーを引っぱっても抜けなかったらOKでしょう。


⑥さらにハーフヒッチを7~8回行い、きちんと締め込んだら、
リーダーの余りをカットします。

本によっては、ここでメインラインの余りを3mmほど残してカットし、
完成と紹介しているものもあります。

追記:ハーフヒッチは上下交互に行うとよりきれいにできます。


⑦さらにハーフヒッチを
2回ぐらい施してから、
ユニノット?みたいな形で輪の中にラインを2~3回くぐらせて、締め込みます。


最後にメインラインの余りをカットして完成です。




分かりにくいですが、実際にはこのようなカンジになります。


実際、この方法だとかなり早く作れますし、
いざ現場でノットを組みなおす場合にもかなり簡単だと思います。
ぜひ試してみてはいかがでしょう?

もしかしたら、説明が間違ってるかもしれませんので、
分かりにくい方は、是非ソルトウォーターを買いましょう(笑)

PS.出版社の地球丸さん、かってに引用してごめんなさいm(_ _)m





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